最近、はまっている本。
こんにちは!みほこです。
最近はまっているというか、よく読んでいる作家さんは池井戸潤さんです。
池井戸さんの小説は、テレビドラマ化されている作品が多いので、本を読んだことなくても、タイトルを知っているという人は多いのではないでしょうか。
私が池井戸さんの小説で、最初に読んだのが『ルーズベルトゲーム』。
この作品もテレビドラマ化されて話題になりましたよね。
私はドラマは見ていなかったのですが(というか『半沢直樹』も見てない)、野球がテーマになので気になっていました。
図書館で借りて読んだのですが、読み始めたら面白くて一気読み。
なんで今まで読まなかったのだろう、ドラマを見なくて損したと思いました(笑)
ストーリーも面白かったんですが、野球を見る際の見方が変わりました。
その次に読んだのが『下町ロケット』。
こちらもドラマ化された作品ですね。これもドラマは見ていません。
大田区の町工場を舞台にした小説で、ロケット作りを夢見る男たちの物語。
これは大企業対町工場という図式でしたが、大企業のやることが結構えげつない。
この『下町ロケット』は続編もあって、こちらは医療ミスについて言及しています。
ちょっとした数値のごまかしが命取りになるんだなぁと思いました。
実は、1よりも2巻のほうが面白かったです。
3冊目に読んだのが『空飛ぶタイヤ』です。
この小説は、TOKIOの長瀬くん主演で映画化するんですね。
長瀬くんが主人公のイメージかはともかく。
企業のリコール隠しについて書いた作品で、私が読んだ池井戸作品のなかでは一番重い内容の小説でした。
最後の主人公の言葉に救われるというか、あれがなければ読んでいて辛いだけだったと思います。
これは、映画館に行って見なきゃという気持ちになります。
そして「半沢直樹」シリーズの登場。
第一巻が『オレたちバブル入行組』ですね。
『半沢直樹』のシリーズは、あまり読む気がしなかったのです。
あの流行語にもなった「倍返し」という言葉も含めて、自分の正義を主張するために人の横っ面をひっぱたいているような気がして・・・。
読んだらそんなことはありませんでしたが・・・。
銀行の内部事情がよくわかる。
第二巻が『オレたち花のバブル組』
『バブル入行組』の舞台が大阪なら、『花のバブル組』は東京本社が舞台。
金融庁の監査や手強い敵も登場しますが、敵に対して容赦ないかと思うとそうでもないんですよね。
相手が悪いんだから、徹底的にやっつけてもいいんじゃないかと思いますが、ちゃんと救う。敵にも暮らしがあるから仕方ないのですが・・・。
先日読了したのが『ロスジェネの逆襲』
銀行から証券会社に舞台を移して、IT企業の買収話しがテーマに。
バブル崩壊後のロスジェネ世代と半沢たちバブル世代、ロスジェネ世代からすると、バブル世代って美味しいところ全部持っていっているというイメージがありますからね。
ただ、仕事について語る、半沢直樹はカッコイイです。
というわけで、次は『銀翼のイカロス』と『民王』が読みたいです。
池井戸作品は、勧善懲悪というか、敵が誰かわかるので読んでいてスカッとするんですよね。
「半沢直樹」のようになりたくても現実はなれない。せめて小説のなかではヒーローがいてほしい、それも自分たちに近い存在でと思うんでしょうね。
それでは!