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1月読書メーターまとめ

2018年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4285ページ
ナイス数:269ナイス

https://bookmeter.com/users/733042/summary/monthly
■おやすみラフマニノフ (宝島社文庫
岬シリーズ2巻目。
オーケストラの混乱ぶりとか『のだめカンタービレ』を思い出させる。
1巻目の『さよならドビュッシー』や3巻目の『いつまでもショパン』は万人向けというか誰でも楽しめると思うが、この本はクラシックが好きな人や詳しい人向けと感じた。
今年はクラシックを聴く年にしたい。
読了日:01月02日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/4044835

蜜蜂と遠雷
コンクールって、頑張っている人、のびしろがありそうな人は認められる世界なんだなぁと思う。
この本を読む前に中山七里さんの『さよならドビュッシー』を読んだのだが、先にこの本を読んだ方がもっと楽しめたかも。
マサル・亜夜・塵・明石という個性的なコンテスタントを描くことで、音楽の世界でも「多様性」というのが大事にされつつあるのではないかと思った。
本選出場者が決まったあとの明石に来た電話のシーンは、読んでいて涙が出てきた。
面白かったです。

読了日:01月02日 著者:恩田 陸
https://bookmeter.com/books/11170766

■ロシアン・ティーと皇帝の至宝 (コージーブックス)
世界的に有名な窃盗団の名前が出たり、FBIまで出てきたのに、事件の終わり方は呆気なかったというか「犯行動機」はなんだったのだろうか?
それにしてもインディゴティーショップのランチの料理やお茶会のスコーンと紅茶、このシリーズを読むたびに食べたくなる。
読了日:01月04日 著者:ローラ チャイルズ
https://bookmeter.com/books/12442493

■贖罪の奏鳴曲
御子柴が過去に犯した罪と弁護を担当する事件が並行して語られていく。
少年院時代のエピソードを読んでいると出会いって大事だなと思う。
幹也も稲見のような良い指導者に出会えることを願いたい。
読了日:01月06日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/4342687

■美食探偵
明治時代後期の大磯を舞台にした短編ミステリー。
あとがきを読んで『食道楽』という本が現実にあることを知り読みたくなった。
「冬の鶉」に出てくる鶉のローステッドは食べてみたい。
読了日:01月06日 著者:火坂 雅志
https://bookmeter.com/books/200154

■火花
文章のテンポがよく、するする(いい意味で)と読めてしまった。
違う人とはわかっているんだけど、途中から神谷が又吉さんに見えてきて、又吉さんが語っているように感じてしまった。
徳永の言っていることや神谷のやっていることは、お笑いというか世間に対する皮肉のようにも思えた。
読了日:01月11日 著者:又吉 直樹
https://bookmeter.com/books/9337453

■おかえりシェア (メディアワークス文庫)
図書館の新刊本コーナーにあった本。『植物図鑑』のような胸キュンストーリーかと思ったら、結構考えさせられる内容だった。
ヒロイン道子の目線から描かれているので、なかなか手近くんの抱えている問題が見えてこないが、最後のほうでわかるようになっている。
無神経な同期の言動には腹が立つが、それよりも奈々先輩の言葉が心に響いた。
読了日:01月13日 著者:佐野 しなの
https://bookmeter.com/books/12303545

■どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)
岬の高校時代の物語。
岬のクラスメートの行動があまりにも陰湿すぎて、途中で読むのを止めようかと思ったが、最後までなんとか読むことができた。
音楽専攻の高校生の嫉妬や憎悪もすごいが、岬父の発言にもへこむ。
政治的なあれこれを考えると岩倉だけでなく春菜も十分被害者だ。
読了日:01月16日 著者:中山 七里
https://bookmeter.com/books/10910232

■女子的生活
テレビドラマを見て読んだ本。
ドラマを見ている人ならわかると思いますが、結構毒が多い小説なので好き嫌いはわかれるかも。
男性が求める女性のイメージってこんな感じなのだろうか?
ちょっとストレスたまるなぁと思いつつも…。
みきをはじめ、職場の同僚やゆい、料理女子のマナミと女子のパワーが感じられる小説です。
読了日:01月19日 著者:坂木 司
https://bookmeter.com/books/11097610

■もう一杯だけ飲んで帰ろう。
角田光代さんと河野丈洋さん夫婦による「居酒屋エッセイ」。
紹介されているお店が、西荻窪や高円寺、阿佐ヶ谷、吉祥寺と中央線エリアが多く、あまり縁がない場所なのだけど。料理が美味しいお店が多そうで、機会があれば飲みに行ってみたい。
あれもこれも食べたい、まだまだ飲み続けたいという気持ちはよくわかる。
空腹のときに読むのはかなり危険な本だと思う。
読了日:01月20日 著者:角田 光代,河野 丈洋
https://bookmeter.com/books/12417478

■愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
夜中に読んだので、思いっきり「飯テロ感」が・・・
第2話の『寂しいスープ春雨』と表題作である『愛は味噌汁』は泣けた。
今回は、わりと世相に反映した話も多く『辛子レンコン危機一髪』とかは、女って怖いなぁとも思いました。
鯛茶漬けと宇和島風鯛めしはレシピがあったので作ってみます。
読了日:01月22日 著者:山口恵以子
https://bookmeter.com/books/12621267

■最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫)
『最後の晩ごはん』シリーズも9巻目、ドラマ化もされて人気があるんだなぁと思う。
海里が幽霊に元カレと勘違いされてと大変なことになってたけど、元カレとの良い思い出も思い出したので良かったかな。
最後のかき氷の場面はちょっと切なかったし、海里とロイドの師弟愛?も良かった。
今回は、仁木さんが登場したけど、お兄ちゃんと奈津さんはエピソードだけの登場でちょっと寂しいな。

読了日:01月23日 著者:椹野 道流
https://bookmeter.com/books/12467013

■ローウェル骨董店の事件簿 交霊会とソルジャーベア (角川文庫)
ローウェル骨董店シリーズ3巻目。今回は亡くなった人の霊を呼び戻す「交霊会」での殺人事件。
跡取りを亡くした父親の悲しみが事件の原因になるのだが、戦争は悲しみだけでなく、人の憎悪をさらに激しくするのかもしれない。
今回は第一次世界大戦の悲惨さがより切実に感じられました。
読了日:01月25日 著者:椹野 道流
https://bookmeter.com/books/12429039

■すれ違う背中を
芭子&綾香シリーズでなぜか読んでいなかった本。
この本を読んで、芭子がペットの服を作るようになった理由がわかったし、やっと話がつながった。
とはいえ、『いちばん長い夜』を読んだのもかなり前なので、もう一度最初から読み直しかな。
読了日:01月27日 著者:乃南 アサ
https://bookmeter.com/books/441724

■幻の黒船カレーを追え
日本人くらいさまざまなカレーを食べている国民はいないと思うが、それでもカレーのルーツはあまり知られていないということに驚いた。
そしてイギリスでは、カレーはインド料理という扱いでイギリスから日本に渡ったことは全くといっていいほど知られていないのである。
会社を辞めてまで、カレーのルーツを探す著者とその背中を押す妻。
男のロマンには家族の愛がスパイスなのかもしれない。
アイルランドでの出会いを考えると、続きがあるのかな・・・。
それを期待したい。

読了日:01月28日 著者:水野 仁輔
https://bookmeter.com/books/12080753


読書メーター
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話題作?話題になった本を読んだ月。

蜜蜂と遠雷

『火花』

『おかえりシェア』

年始から面白い本が続いた!

この調子で面白い本が読めるといいな。